西洋音楽史に大きな足跡を刻む ピアノの歴史 (1)
1709年にイタリアで誕生したピアノは、フォルテピアノ、ヴィクトリア、モダンピアノという歴史的変遷を経てきました。これらのピアノの三つの時代は、それぞれ百年以上に及びます。華やかで重厚なバロック様式、荘厳で豪快な古典主義、気迫に満ちた個性的でロマンティックな響き、伝統を否定して光と色を好む印象派の流行など、ピアノはあらゆることを表現してきたのです。
ピアノがなければ、現代の音楽はどのように作られていたのでしょうか。ピアノの誕生が、人類の音楽史において重要な出来事であったことは間違いないでしょう。
ピアノの英語名はpianoで、イタリア語からきています。1709年、バルトロメオ・クリストフォリというイタリアの音楽家は、チェンバロよりもっと感情を表現できる楽器、つまり強弱を自在に出せる鍵盤楽器はないかと考え、ピアノを作り出しました。
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