米アマゾン、BLMをチャリティ・プラットフォームから排除 財務管理の透明性欠く
米インターネット通販大手アマゾンは、同社のチャリティ・プラットフォーム「アマゾン・スマイル」から反差別運動ブラック・ライブズ・マター(BLM)の慈善団体を排除したと発表した。BLMは、2020年に受け取った6000万ドルの寄付金に関する財務報告を開示していないとして、カリフォルニア州司法省から督促状を受け取っている。
アマゾンの広報担当者は15日、米ニュースサイト「ワシントン・エグザミナー」に対し、BLMが同社の契約条件を満たしていないとして「アマゾン・スマイル」から削除したと述べた。いっぽう契約条件を満たせば「プラットフォームへの再申請が可能」としている。
ジョージ・フロイド氏の死亡事件で全国的な抗議活動が広がった2020年、アマゾンもBLMを含む慈善団体に1000万ドルを寄付している。
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