2月22日、国連のグテレス事務総長(写真)はロシアがウクライナ東部の親ロシア派地域の独立を承認し、「平和維持」のためとして派兵を決定したことについて、派遣されるロシア軍は「平和維持部隊」ではないとの認識を示した。ジュネーブで昨年4月撮影(2022年 ロイター/Denis Balibouse)

国連総長、ロシア軍は「平和維持部隊でない」 ジェノサイド否定

[国連 22日 ロイター] – ロシアがウクライナ東部の親ロシア派地域の独立を承認し、「平和維持」のためとして派兵を決定したことについて、国連のグテレス事務総長は22日、派遣されるロシア軍は「平和維持部隊」ではないとの認識を示した。

また、同地域でロシア系住民への「ジェノサイド(大量虐殺)」が行われているとするプーチン・ロシア大統領の主張を一蹴した。

グテレス事務総長は記者団に対し、ロシアによるウクライナ東部親ロ派地域の独立承認はウクライナの領土の一体性と主権を侵害するものと明言した。

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