2月23日、トラス英外相(写真)は、ロンドン市場でロシアの国債発行をできなくする考えを明らかにした。ロシアのプーチン大統領がウクライナ東部の親ロシア地域に軍部隊を派遣したことを受けた措置。写真は17日のキエフでの記者会見。代表撮影(2022年 ロイター)

ロンドンでのロシア国債発行禁止へ=英外相

[ロンドン 23日 ロイター] – トラス英外相は23日、ロンドン市場でロシアの国債発行をできなくする考えを明らかにした。ロシアのプーチン大統領がウクライナ東部の親ロシア地域に軍部隊を派遣したことを受けた措置。

トラス氏はスカイニュースに「われわれはロシアによる英市場へのアクセスを制限すると明確にしてきた。ロシア政府が英国内で国債を発行することを阻止する」と表明した。

「ウクライナへの本格的な侵攻があれば、ロシアの主要なオリガルヒ(新興財閥)により厳しい制裁を科し、金融市場へのアクセスを制限する」と述べた。

欧米当局者によれば、ロンドンでの国債売却を制限するためには、英国は新たな法律の制定が必要になる。決済も影響を受ける見込み。

トラス氏はまた、プーチン氏の計画にはウクライナの首都キエフへの侵攻が含まれる可能性が高いとの見方を示した。

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