世界中のピラミッド(62)ティカル遺跡の神殿都市
ティカル遺跡の主な6つの神殿は広場を囲むようにして集中的に建てられており、周辺にはレリーフなどで装飾された遺跡群や石碑などが分布しています。いくつかの石造りの大通りがそれぞれの集合体を繋ぎ、神殿都市を形成し、そして、豊富な地下水脈が今でも都市内で使用する水を供給しています。
広場や神殿の下からは大量の墓が発掘され、110万以上もの工具や祭祀用の器、装飾品などの出土品や石碑が発見され、遺跡内の祭壇だけでも大小合わせて200か所あまりあります。
ピラミッドの南側にはセントラル・アクロポリスと呼ばれる住居地のような集合体があり、3、4階まであります。その南のほうには7つの神殿の広場があり、小さな神殿が広場を囲むようにして建てられています。
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古代都市テオティワカンは、空中から見下ろすと、9つの惑星の並びと一致しており、位置の比例は驚くほど正確です。そのため、テオティワカンの設計者は惑星と太陽との距離や軌道上での運行状況を熟知していたことが分かります。
マヤ文明は紀元7世紀から8世紀に最盛期を迎えたが、9世紀には突如、姿を消した。古代都市コパンは800年頃に廃棄され、マヤ最大の都市と言われているティカルでさえも、869年に廃棄された。
マヤ文明の多くの謎が未だ解明されていません。例えば、マヤ文明は石器時代に属していますが、銅器もなければ鉄器も発見されておらず、獣の骨と木鋤の活用のみでした。しかし、高度な文明を持っていたのです。
ある学者は、マヤ人にはモンゴル人の血統と黄色人種の血統があるといいます。大昔、モンゴル人は寒冷な気候によって大移動し、シベリアからベーリング海峡を経て北アメリカへと向かい、その後、南アメリカに移りました。
ピラミッドはマヤの人々の偉大な傑作です。エジプトのピラミッドに負けず、マヤのピラミッドにも多くの謎と数値の偶然の一致が存在しています。古代都市テオティワカンは神秘に包まれ、太陽のピラミッドの位置も精密に計算されています。