3月8日、オーストラリア最大の都市シドニーで、7日夜から8日朝にかけて豪雨により鉄砲水が発生し、数万人が避難を強いられた。写真は豪ニューサウスウェールズ州のリズモーで2日撮影。提供写真(2022年 ロイター/AAP Image)

豪シドニー、豪雨で住民避難 東部沿岸一帯に洪水警報

[シドニー 8日 ロイター] – オーストラリア最大の都市シドニーで、7日夜から8日朝にかけて豪雨により鉄砲水が発生し、数万人が避難を強いられた。洪水警報は8日時点で東部沿岸の広い範囲に広がっている。

クイーンズランド州とニューサウスウェールズ(NSW)州の複数地域でここ数週間に洪水を引き起こした記録的な豪雨により、東部の河川は既に水位がほぼ限界に達している。

8日にはシドニー西部で2人の死亡、クイーンズランド州では先月27日から行方不明だった男性の死亡が確認され、洪水被害が始まってからの死者は20人となった。

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