首相官邸でメディアの取材を受ける岸田首相。2月27日撮影 (Photo by -/JAPAN POOL/AFP via Getty Images)

「国際秩序の新たな枠組み必要性示す」首相、常任理事国の拒否権抑制に言及

岸田首相は14日の参議院予算委員会で、国連安全保障理事会の常任理事国であるロシアのウクライナ侵攻について「国際秩序の新たな枠組みの必要性を示している」と述べ、国連安保理改革に取り組む姿勢を強調した。フランスが以前提案した拒否権行使の抑制に関する青山繁晴参院議員の質問への答弁。

青山議員は、常任理事国の拒否権抑制案に関するフランスの提案について、ロシアによるウクライナ侵攻を鑑みて、国連改革の一環として取り組む努力を日本はすべきだと提起した。この提案は日本を含む105カ国の支持を得ているが、米中露は賛成していない。

青山議員はまた、ウクライナ情勢を受けた日本の安全保障の課題について、第二次世界大戦の教訓である集団的な抑止と、新たな相互主義に基づく日米同盟の抑止力について岸田首相に尋ねた。

▶ 続きを読む
関連記事
イーロン・マスク氏が闇市場のスターリンク端末を停止。ロシア軍が衛星通信を失い、クピャンスクなど前線で攻撃中断。紙の地図や伝令に頼る事態に。ウクライナ国防省顧問がTelegramで明かす
スイス・ダボスでトランプ米大統領とゼレンスキー氏が会談。トランプ氏は「戦争は終わらせねばならない」「合意は近い」と強調し楽観。ゼレンスキー氏も成果を評価
プーチン大統領、クレムリンで米特使ウィトコフ氏とトランプ氏娘婿クシュナー氏らと会談。ウクライナ戦争終結へ領土問題・NATO加盟協議。トランプ氏の和平推進が鍵
ロシアはウクライナによるプーチン大統領別邸への攻撃を主張し、和平交渉の立場を再検討すると表明。対するゼレンスキー氏は捏造だと反論した。トランプ次期米大統領が仲裁に動く中、領土や安全保障を巡る火種が燻っている
トランプ氏とゼレンスキー氏がマー・ア・ラゴで会談し、20項目の和平案を協議した。安全保障やドンバス地域の帰属など難題は残るが、トランプ氏は交渉が最終段階にあると強調。終結への期待が高まっている