米通商代表部(USTR)のタイ代表は3月31日、上院財政委員会に出席した。ワシントンで撮影(2022年 ロイター/Jonathan Ernst)

新経済枠組み、CPTPP参加目指すものではない=USTR代表

[ワシントン 31日 ロイター] – 米通商代表部(USTR)のタイ代表は31日、上院財政委員会に出席した。中国に対抗するバイデン政権の「インド太平洋経済枠組み(IPEF)」が関税を引き下げる自由貿易協定を含まないことに民主、共和両党上院議員から不満の声が上がったが、貿易と市場アクセスを促進するための「経済的に意味のある成果」を提供すると証言した。

タイ氏は、IPEFについて「環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP)」への参加や再締結を目指すものでないと表明。貿易の要素としてはデジタル貿易の強化、より厳しい環境・労働基準の設定、その他の要素としては、より強靭なサプライチェーン(供給網)の構築、インフラ整備、脱炭素化が含まれると説明した。

台湾がIPEFへの参加を求められるかどうかについては、言及を避けた。

▶ 続きを読む
関連記事
トヨタ自動車は2026年3月23日、米国ケンタッキー州およびインディアナ州の工場に対し、総額10億ドル(約1587億5600円)の投資を行うと発表した。この投資は、今後5年間で米国に計100億ドルを投じる計画の一部である。
米中両国の規制強化により、中国企業のウォール街上場が激減。米国の厳格な開示要求と中国側の不透明な審査が壁となり、資金調達の舞台は香港や中国本土へ。世界展開を目指す中国企業が直面する、構造的な冬の時代を追う
米連邦準備制度理事会(FRB)は3月18日、イラン紛争に伴う原油価格ショックの影響を見極めるため、2会合連続で政策金利の据え置きを決定した
3月16日の米株式市場では、主要株価指数がそろって上昇した。Metaの大規模な人員削減計画に関する報道や、ホルムズ海峡を巡るエネルギー情勢の緩和が市場の追い風となった
トランプ大統領は、イランとの紛争によるエネルギー価格高騰を抑えるため、一部諸国への石油制裁免除を発表した。プーチン氏との会談やロシア産原油の制裁緩和検討にも触れ、早期の事態収束と市場安定化を目指す