7月18日、米ワシントンでは在米法輪功学習者が、20年前に中国当局が始めた弾圧の停止を呼びかける集会とパレード行進を行った(戴兵/大紀元)

河南省、法輪功学習者に監視装置を装着 弁護士「法秩序を破壊」

中国河南省信陽市の法輪功弾圧機関「610弁公室」は、市内に住む学習者の司徳利氏(69)に監視用の電子装置を強制的に取り付けた。国内の人権弁護士は法的根拠がなく「610弁公室が法秩序を破壊している」と当局の行動を非難した。

同市溮河区文化館の美術学芸員だった司氏は1996年に、中国の伝統気功、法輪功を始めた。中国指導部が1999年に法輪功弾圧政策を実施した以降、司氏は警察当局に複数回拘束され、地裁から3回懲役刑を言い渡された。

司氏が2018年に3回目の不当判決を受け、21年下半期に刑期を終えて自宅に戻った。その後も地元当局からの嫌がらせや脅迫は絶えなかった。

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