自衛隊、日本海で米空母「エイブラハム・リンカーン」打撃群と共同訓練 北朝鮮念頭か
海上自衛隊と航空自衛隊は13日、米海軍原子力空母と共同訓練を実施したと発表した。北朝鮮によるさらなる弾道ミサイルの発射や核実験の可能性が浮かぶなか、北朝鮮をけん制する動きと見られている。
海上自衛隊の護衛艦「いなづま」「こんごう」と航空自衛隊のF-2戦闘機は12日、日本海で米海軍の「エイブラハム・リンカーン」空母打撃群と共同訓練を行った。米軍空母が日本海を航行するのは4年5か月ぶり。防衛省は訓練を通じて「日米同盟の抑止力・対処力を強化し、地域の平和と安定に寄与」するとのコメントを発表した。
米軍は韓国軍とも訓練を行う。聯合ニュースによると、空母「エイブラハム・リンカーン」が日本海での航行を始めた12日、米韓は危機管理参謀訓練(CMST)を開始した。その後、18日から28日にかけて合同軍事演習を行うという。
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