カリフォルニアの書店に並ぶ書籍、参考写真 (John Fredricks/The Epoch Times)

米保険大手、トランスジェンダー本の収集と寄贈を奨励…批判高まりキャンペーン停止

米自動車保険大手ステートファームが幼児向けトランスジェンダー本を公共施設や学校図書として寄贈するよう数百人の従業員に対して奨励していた事案で、同社は5月24日、世論やメディアの批判を受けてキャンペーンの停止を発表した。

ことの発端は内部告発者が漏洩させた同社幹部による1月18日付のメールだ。同社はトランスジェンダーの若者支援団体であるジェンダークール・プロジェクトと提携し、「トランスジェンダー、インクルーシブ、ノンバイナリー」に関する書籍の収集と寄贈により「教室、コミュニティセンター、図書館の本棚」を多様化するキャンペーンを行っていることが明らかにされた。

このメールは同社企業責任アナリストであるホセ・ソト氏が書き、フロリダ州の保険代理人に送付された。「このプロジェクトの目標は、LGBTQ+の蔵書を増やし、5歳以上の子どもたちと挑戦的で重要な会話ができるようコミュニティを支援することだ」とソト氏は記している。

▶ 続きを読む
関連記事
米カリフォルニア州メンドシーノ郡の保安官が、違法大麻栽培の裏で横行するメキシコ系カルテルの人身売買、銃撃戦、地域社会の破壊を告発。聖域州政策と先住民の主権が、カルテル活動を助長する現状を掘り下げる。
「コミュニティ参加連盟(Coalition for Community Engagement)」は、10月28日午後、アメリカのカリフォルニア州・オークランド市庁舎で開催した集会および記者会見において、市議会に対し、公共の安全を守るためオークランドでのFlockカメラシステムの拡充を承認するよう呼びかけた。
アンティファの実態を問う文章。第二次大戦期の反ファシズム運動を名乗りつつ、現代では暴力と混乱を広げる極左の国内テロ組織と化していると指摘。トランプ政権の円卓会議では各当局者がその危険性を警告し、理念なき過激主義の広がりを問題視している。
スペースXは、ミャンマー詐欺拠点で使われていた「スターリンク」約2500台の接続を停止。通信技術悪用に懸念が高まる。
10月18日、アメリカ各地で「ノー・キングス(王様はいらない)」とする日に合わせた集会やデモ行進が行われ、複数のマルクス主義系団体が参加した。