米台、貿易協議の新たな枠組み発足 関係強化へ
米国と台湾は1日、経済連携を強化する新たな枠組みを立ち上げたと発表した。米国は対中国を念頭に立ち上げた「インド太平洋経済枠組み(IPEF)」に台湾を加えなかったことから、代わりとなる枠組みを設けて相互の関係強化を目指す。
「21世紀の貿易に関する米国・台湾イニシアチブ」は、米国通商代表部(USTR)のサラ・ビアンキ次席代表と鄧振中政務委員(閣僚)のオンライン会談を経て発表された。デジタルや環境、農業、貿易手続きの簡素化などの分野で連携する。両国は今月末に米首都ワシントンで初協議を行う予定だ。
鄧氏はイニシアチブについて「台米通商関係における歴史的な進展」と強調。二国間自由貿易協定につながるほか、他国との経済的な結びつきを強化することができると期待を示した。台湾の外交トップ、呉釗燮外交部長(外相)も同イニシアティブは「高い戦略的」重要性を持っており、同国の「環太平洋パートナーシップに関する包括的および先進的な協定(CPTPP、TPP11)」への参加を促すと強調した。
関連記事
トヨタ自動車は2026年3月23日、米国ケンタッキー州およびインディアナ州の工場に対し、総額10億ドル(約1587億5600円)の投資を行うと発表した。この投資は、今後5年間で米国に計100億ドルを投じる計画の一部である。
米中両国の規制強化により、中国企業のウォール街上場が激減。米国の厳格な開示要求と中国側の不透明な審査が壁となり、資金調達の舞台は香港や中国本土へ。世界展開を目指す中国企業が直面する、構造的な冬の時代を追う
米連邦準備制度理事会(FRB)は3月18日、イラン紛争に伴う原油価格ショックの影響を見極めるため、2会合連続で政策金利の据え置きを決定した
3月16日の米株式市場では、主要株価指数がそろって上昇した。Metaの大規模な人員削減計画に関する報道や、ホルムズ海峡を巡るエネルギー情勢の緩和が市場の追い風となった
トランプ大統領は、イランとの紛争によるエネルギー価格高騰を抑えるため、一部諸国への石油制裁免除を発表した。プーチン氏との会談やロシア産原油の制裁緩和検討にも触れ、早期の事態収束と市場安定化を目指す