「産まれそう!」突然の陣痛 車で自力出産した女性

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ケンタッキー州のある出産間近の女性が、5人の子供たちを連れて車で外出中、子宮が強く収縮し、子供が産まれそうになりました。彼女は道端に停車すると、子どもたちに「車の中にいて、ママこれから赤ちゃんが産まれそうなの」と言い、誰の助けも借りずに赤ちゃんを産み、子供達と一緒に家まで無事に帰りました。

NBCの番組「Today」のウェブサイトによると、母親のヘザー・スカッツさんは5月17日、5人の子どもを連れて外出したというのです。家を出る前に少し子宮の収縮を感じましたが、予定日までまだ3週間あり、これまでの出産では子宮収縮から数時間後に産まれていたので、安心して出かけたそうです。

しかし、途中で急に陣痛の痛みが強くなり、陣痛の間隔が短くなってきたことから、そろそろお産が始まるのではと感じたそうです。

早く帰って家で無事に赤ちゃんを産もうと少しスピードを上げましたが、すぐに時間が足りないことに気が付きました。そこで彼女は、道路脇に緊急停車し、車に乗っていた5人の子どもたちの無事を確認したあと、携帯電話を手にし、赤ちゃんを産むために車外の芝生まで歩いていったのです。

そして、しゃがんだ姿勢でいたら破水してしまい、赤ちゃんはすぐに生まれてきたといいます。彼女は、7ポンド(3.2kg)の男の子を両手で受け止めることができました。

(スカッツさんと赤ちゃんの写真はこちらから)

「すぐに泣き出したのよ。目を開けて私を見たので、『坊や、おかしいんじゃない?』と赤ちゃんに話しかけたわ」と母親のスカッツさんは振り返ります。

胎盤がまだ子宮の中にあったので、スカッツさんはゆっくりと車に戻り、生まれたばかりの赤ちゃんを毛布にくるんで胸に抱きながら、車を運転し子供たち全員を家まで連れて帰りました。

子供たちは出産にショックを受けているようで、みんなとても静かだったと述べました。

また、帰宅後、13歳の娘に手伝ってもらって浴室で胎盤を排出しました。ほどなくして、助産師が到着しました。

どうしてこんなに落ち着いて産めたのでしょうか。彼女は以前の自宅出産の経験から、自分の体を信頼することを学んだというのです。「このプロセスでうまくいくとわかっていたので、本当に助かったわ」と語りました。

スカッツ夫妻は、新しい家族にまだ名前をつけていません。生まれた場所の近くの通りの名前をつけることも考えているそうです。

(翻訳・金水静)