2022年4月1日、人影が全く見えない中国上海市楊浦区の街並み。(STR/AFP via Getty Images)

米大使、中国ゼロコロナの長期化警告 「来年まで続く」

米国のニコラス・バーンズ駐中国大使は16日、都市封鎖を含む中国政府の厳しい「ゼロコロナ」政策は来年の年初まで続くとの見方を示し、欧米の対中投資を阻害しているとした。

大使は同日、米シンクタンクのブルッキングス研究所のオンライン会議で、中国の「ゼロコロナ」政策は「2023年の最初の数カ月まで続く」との考えを示した。「われわれはこの状況に長く付き合っていかなければならないだろう」と話した。

同氏は、多くの米企業が上海に拠点を設置したが、2カ月続いた厳しい封鎖措置で多くのビジネスマンが中国から離れたと言及した。

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