2022年7月10日、河南省鄭州市では、各地から預金者数千人が集まり、預金凍結を抗議した。(スクリーンショット)

河南省鄭州市で3千人が抗議デモ 銀行の預金凍結巡り

中国河南省と安徽省の6銀行が4月中旬以降、顧客の全預金を凍結した問題で10日、全国各地から3000人が河南省鄭州市に集まり、抗議活動を行った。地元当局は鎮圧に乗り出し、抗議者を拘束した。

参加者の1人、張捷さん(仮名)は「早朝5時から人民銀行鄭州支店の前で抗議を行った」と大紀元に語った。各地からやってきた2000~3000人が「預金を返すよう銀行側に求めた」という。

4月以降、河南省の4銀行と安徽省の2銀行は、ネットバンキングからの預金引き出しを相次いで凍結した。被害規模は400億元(約8172億円)、約40万人に影響を及ぼしている。

▶ 続きを読む
関連記事
中国で導入されている行動追跡や健康状態確認アプリ「健康コード」は、抗議活動を事前に防ぎ、抗議者の行動を把握する […]
中国国営新華社19日付によると、指導部はこのほど、党や政府機関などの一定クラス以上の幹部の配偶者、子女とその配 […]