訪日したブリンケン米国務長官の表敬を受ける岸田文雄首相(首相官邸)

ブリンケン米国務長官が訪日 安倍氏の死に哀悼の意

安倍晋三元首相の突然の訃報を受けて、ブリンケン米国務長官は哀悼の意を表すために訪日した。11日昼には東京の首相官邸を訪れ、岸田文雄首相を表敬した。

ブリンケン氏は東南アジアを歴訪中で、外交日程を変更して日本を訪問した。外務省によれば、ブリンケン氏は安倍氏の逝去に対し、米国国民を代表して哀悼の意を表すとの言葉があったという。

また、安倍氏が「揺るぎない日米同盟の擁護者であり、自由で開かれたインド太平洋という先見性あるビジョンを掲げ、米国を始め同志国との連携強化に多大な功績を残された」と述べたという。

▶ 続きを読む
関連記事
高市総理は著名クリエイターらと意見交換を行い、日本文化の世界発信を表明。外交現場で実感した「コンテンツの力」を背景に、550億円の基金を活用し、成長戦略として産業を強力に支援
日本とメルコスールは「戦略的パートナーシップ枠組み」を創設。貿易やGX分野で協力を深め、未来志向の経済関係を築く堅固な基盤を提供する。年明けには初会合を予定し、将来の経済連携に向けた議論を加速させる
12月、IAEAタスクフォースが第5回目となる安全性レビューのため訪日。放出実績の議論や現地調査の結果、安全が改めて確認された。今後も透明性の維持と国際的な理解促進が進められる
高市首相は中央アジア5か国と初の首脳会合を開催した。「東京宣言」を採択し、3兆円規模のビジネス目標やODA締結を含む「東京イニシアティブ」を立ち上げ、互恵的なパートナーシップの新時代を切り拓く
日韓基本関係条約発効60周年を迎え、高市首相はSNSで「両国が積み上げた60年の交流・協力」を強調し、未来志向の連携を呼びかけた。訪韓時の国旗への一礼とこの投稿が重なり、韓国国内の警戒は信頼へと変化している