足湯は、漢方では長い歴史をもつ養生法であり、1年を通じて行うことができます。(Shutterstock)

古代の名医が推奨する「足湯」夏バテにも効きます

膝から下の部分だけお湯に浸けることを、日本の温泉地や観光地では足湯(あしゆ)と呼び、介護や看護の場面では足浴(そくよく)と言ったりします。

いずれにしても、とても気持ちが良いものであり、疲労回復やリラックス効果も得られますので、健康法の1つとして日本でもよく知られています。

中国伝統の漢方医学でも、養生法としての足湯は古くから存在します。

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