顔の7つのシワは健康への警告!シワを減らして内臓を守る3つの方法 (1)

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シワは老化のサインであるだけでなく、体の器官の健康状態を反映するものでもあります。シワを改善することは、ひいては内臓のケアにもつながるのです。
 

健康上の問題を示す顔の7つのシワ

皮膚は体の中で最も大きな臓器であり、体の健康状態はその表面に反映されることが多いです。病気で常に不安を抱えていると、胃腸の吸収力が低下するだけでなく、血行も滞り、つややかで弾力のある肌を生み出すことはできません。肌の保水力、筋膜の復元力が不足すると、顔にシワができます。

中医学とアーユルヴェーダを専門とする鼎妍(Ding Yan)漢方クリニックの院長、林孟穎氏によると、以下の一般的な顔のシワは、体の様々な部分の健康問題を示しているとのことです。

1.おでこのシワ

インドの伝統医学であるアーユルヴェーダでは、のシワは悲しみや不安を示唆しているとされています。心配や不安などで、ストレスホルモンであるコルチゾールが体内で多く生成されると、心血管疾患のリスクを高める可能性があります。

また、現代の研究でも、額のシワが深く多い人は、心血管疾患による死亡リスクが高いことが分かっています。

欧州心臓病学会が発表した研究では、32歳から62歳までの3200人の被験者を対象に、医師による額のシワの数と深さの評価が行われました。0点はシワがないこと、3点は深いシワが多いことを意味します。

研究者たちは、これらの参加者を最長20年間追跡調査し、以下のことを発見しました。

・シワのスコアが 1 の人は、シワのない人に比べて、心血管疾患で死亡するリスクがわずかに高い

・年齢、血圧、脂質などの因子を除いた場合、シワスコア2、3の人は、スコア0の人に比べて死亡リスクが約10倍高い

深いシワは動脈硬化の兆候である可能性が示唆されています。アテローム性動脈硬化とは、脂肪の蓄積により内膜が肥厚してアテローム斑(粥状斑)が形成され、血管が硬化、狭窄、閉塞する病態のことです。動脈硬化は、心血管系疾患の一般的な原因です。

額のシワの形成には、コラーゲンの減少や過剰なフリーラジカルによる酸化ストレスが関係しており、これらは動脈硬化の一因にもなっています。また、額の血管は非常に細く、プラークの形成に敏感であるため、額のシワは血管老化の初期症状のひとつと考えられます。

 

額のシワが深い人は、悲しみ、不安、心血管疾患と関連しています。(Shutterstock)

 

2.眉間のシワ

アーユルヴェーダの顔面診断では、眉間のシワ(川の字)の中央の線は疑い深い性格を示唆します。また、左が脾の疲労を表し,右が肝の疲労を表し、肝臓や脾臓が疲れている人は、肝臓や脾臓の病気になりやすいと言われています。

また、漢方医学の理論では、ネガティブな感情は「肝」と「脾」に関係するとされています。怒りは肝を傷つけ、心配が長時間持続すると脾を傷つけ、怒りや心配の多い人は当然、しかめっ面になりやすく、シワが残りやすくなります。
(つづく)

(翻訳・井田千景)

蘇冠米