顔の7つのシワは健康への警告!シワを減らして内臓を守る3つの方法 (3)

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シワを元に戻し、体内を健康にする3つの方法

シワの形成は「一日にして成らず」です。動脈硬化や鼻アレルギー、肝臓や脾臓の疲労など、健康上の問題を治療して改善しても、すでにできてしまったシワが悪化し続けるのを防ぐだけです。

シワができる原因には、体調や感情、局所の筋肉の酷使などの要素の他に、筋膜の局所的な脱水や皮膚の乾燥があり、それによって、すでにできてしまったシワの線が硬くなると林孟穎氏は説明します。そのため、内部の問題だけを見ていては、せいぜいシワが深くなったり大きくなったりする速度を遅らせるくらいしかできないのです。

筋膜や皮膚に生じた構造変化を解きほぐし、潤いと弾力を取り戻すには、時間と多くの手技が必要です。 シワが改善されると、内臓の調子も整ってきます。

フェイシャル美容鍼(FCA)

美容鍼を使用すると、の筋肉や筋膜の緊張を直接調整することができ、筋膜の脱水を改善することでシワをなめらかにすることができます。

2018年の韓国の研究レビューでは、美容鍼はシワの数や大きさを減らすだけでなく、顔の血行を良くして肌の状態を改善し、小顔にする効果があるとされています。

2020年の米国のレビューでは、美容鍼は加齢に伴う肌のたるみを改善し、シワの長さも短くする可能性があるとされています。

フェイシャル美容鍼は、主に筋膜に働きかけますが、筋膜は表情の表現に明確な役割はありませんが、顔の輪郭を自然に、すっきり、引き締めて、柔軟に見せるために非常に重要な役割を担っているのです。

顔に3万5千回以上の鍼治療を施した林孟穎氏は、中国医学とアーユルヴェーダ医学のエネルギーシステム、すなわち経絡やチャクラは、筋膜レベルに位置していると説明します。そのため、美容鍼灸で顔の筋膜を改善することで、局所のエネルギー循環も改善されるのです。

さらに、漢方医学では、五臓と五官(目・耳・鼻・舌・皮膚)は対応関係にあり、エネルギーの流れの通り道である経絡を通じて相互に影響し合っていると考えます。「五臓六腑は、頭や顔の五官に反映されるので、顔が整うと五臓六腑も整う」と林孟穎氏は言います。

 

顔の筋肉や筋膜の緊張を直接調整し、シワを改善する美容鍼。(Shutterstock)

 

筋膜の水分補給

筋膜を潤すためにコラーゲンやヒアルロン酸のサプリメントを摂取したり、白きくらげや燕の巣などの自然食品を摂取することも可能です。

コラーゲンを摂取しても効果が薄いと感じる人もいますが、これはもともと即効性があるわけではなく、筋膜をゆっくり潤わせ、硬くならないようにするためのものなのです。

肌の保湿

保湿ローション、マスク、日焼け止めなどのスキンケア用品を使いましょう。

ローションはフェイスマッサージの際の潤滑剤としても使用でき、強くマッサージしすぎて逆にほうれい線が増えることを避けます。「自分でフェイスマッサージをすると、口や目の周りの皮膚がほぐれます」と林孟穎氏は指摘します。
 

シワの原因となる悪習慣を避ける

スキンケア製品を使っても、美容鍼を使っても、年齢を重ねればいずれ外見は老け、シワができるものです。しかし、次のような行動を避けることで、シワが早く現れたり悪化したりするのを防ぎ、同年代の人より若く見られるようになります。

姿勢の悪さ:携帯電話やパソコンを長時間使用する人は、猫背で肩や首が凝りやすく、肩や首の筋膜の緊張が頭部にまで及んでいます。肩や首の筋膜の張力が高くなると、顔の皮膚を下に引っ張る強い力となります。

オーバートレーニング:長時間の座りっぱなしの生活とは対照的に、過度な運動をする人がいます。林孟穎氏によると、オーバートレーニングは筋膜の緊張調整に影響を与えるので、やりすぎはよくありません。適度に運動することが大切です。

水分不足と不健康な食習慣:水分を十分に摂らないと、皮膚の筋膜が脱水状態になります。また、塩分の多い食べ物を食べ過ぎても、脱水状態になります。焼いたり揚げたり辛いものを食べると、体内のフリーラジカルが増え、老化のスピードが速くなります。

悪い生活習慣:夜更かし、喫煙、日焼け止めを塗らずに日光に当たることは、肌の老化を早め、シワを早く作る原因となります。
(完)

(翻訳・井田千景)

蘇冠米