2022年7月22日、フロリダ州タンパのコンベンションセンターで開催された「ターニングポイントUSA学生アクションサミット」で講演するフロリダ州知事ロン・デサンティス氏 (Joe Raedle/Getty Images)

中国共産党は「一番の敵」 浸透工作を決して容認しない米フロリダ州 

フロリダ州のロン・デサンティス知事は、中国共産党と関連する企業が米国の農地や不動産を購入しているとの報道を受け、「許されるべきではない」と述べた。また、フロリダ州は孔子学院の閉鎖や半導体の製造支援など、中国共産党の影響力に最も断固として立ち向かっている州だと強調した。

デサンティス氏は23日、米フォックスニュースに出演し「中国共産党とつながりのある企業が何をしているのか、表面的にはわからない」と述べ、中国企業による米不動産買収に危機感を示した。また、浸透工作を働き米国の弱体化を狙う中国共産党を「一番の敵だ」と表現した。

全米不動産協会によると、2021年4月から今年3月までに中国バイヤーが米国の住宅に費やした金額は61億ドルに上る。1件の取引につき平均100万ドル以上を費やしているという。購入先はカリフォルニア州(31%)が最も多く、次いでニューヨーク州(10%)、インディアナ州(7%)、フロリダ州(7%)となっている。

▶ 続きを読む
関連記事
米ウクライナ首脳が会談し、冬前の戦争終結とエネルギー施設攻撃の停止を呼びかけた。パトリオットミサイルの国内生産や米国の燃料価格高騰を受けた輸出規制案など、停戦に向けた最新動向を伝える
トランプ米大統領は国連総会で演説し、イランに対し核放棄の「合意」か軍事的な「壊滅」かの二者択一を迫った。過去の軍事作戦の成果を強調しつつ、中間選挙後の合意成立を見込み、完全な経済的孤立への協調を呼びかけた
ウクライナのドローン攻撃で打撃を受けるロシア企業に対し、政府が防衛や修復費用を経費算入できるよう税制改正を準備。世界的なディーゼル供給への懸念からトランプ氏も製油所攻撃停止を促す中、支援策の行方に注目
トランプ米大統領がデンマーク・グリーンランド両首脳と安全保障協定に署名へ。北極圏の要衝における米軍駐留強化と恒久的な統制権の確保を目指す一方、領有や資源をめぐる主権問題と国際的緊張の行方が注目される
ホワイトハウスによるCNN排除を受け、米主要テレビ各局がトランプ大統領の代表取材(プール取材)をボイコットした。報道の自由侵害を訴え提訴するメディア側と、「フェイクニュース排除」を主張する政権の対立が激化している