(YouTubeの切り抜き)

ウルフ・メッシング伝記その3:ヒトラーに関する予言が的中 意のままに人々を操る超能力(上)【未解決ミステリー】

第二次世界大戦後、メッシングはドイツで高い評判を集め、ナチス・ドイツは彼を自身の支配下に置きたいと考えました。しかしその後、メッシングがナチスが滅亡する運命を正確に予言したことにヒトラーは怒り、およそ20万マルクの懸賞金を彼に賭け、捕まえようとしました。メッシングはどのように免れたのでしょうか。

同様の能力における異なる運命

第二次世界大戦前、ドイツにはメッシングのような超能力を持った、エリック・ヤン・ハヌッセンという者がいました。彼は自らを「千年に1人の魔法使い」と称し、超能力者、占星術師、催眠術師などとして政界でも活躍しました。

しかし、ハヌッセンは多くの名だたる政商界の人物たちを取り込み、貴族や俳優なども参加する密かでプライベートな降霊会を主催し、その一部始終を映像に残すという手段で大金を儲けていたのです。

交霊会でのハヌッセン(中央の人物、1928年頃)(パブリックドメイン)

ハヌッセンは、計算深く、目的のためなら手段を選びません。最終的に悪事ばかり行い敵を増やした彼は1933年4月7日に暗殺されました。

実はメッシングは早くから彼の結末が見えていました。超能力者に基礎的な精神論理が無ければ、一時的に財と名声は得られても、最終的には災難を招くことがあるとメッシングは思っていました。

彼はこう言っています。

「私の超能力は、いずれも物質的利益のため、一種の超常手段として使ってはいけない。当然だが、このような能力を持っている人は、誠実であり、決して自身の特別な能力を、金を横領したり、詐欺や犯罪行為をする事には使わないものだ。このようなことを行ったとしても成功は得られない。なぜなら、悪いことを行う結末は、必ず罰の報いを受けるからだ」

ナチス・ドイツの崩壊の予言

ナチス・ドイツの時代、メッシングがフランスでショーを開催している頃、ドイツの国防軍情報部の部長、ヴィルヘルム・カナリスとヴォルフ=ハインリヒ・フォン・ヘルドルフに会いました。

カナリス部長は、メッシングの能力を利用したいと考え、「真のアーリア人として、あらゆる特権をあなたに与え、あなたを心理学部長に任命しよう。ただ欲しいもの全てを与えるのは、ナチスへ忠誠を誓い、勤務に邁進する事と引き換えだ」と言いました。

その時、メッシングは緊張し、頭がくらくらして、めまいを感じ、短い間の精神喪失状態に陥りましたが、結局、勇気を出して断りました。

そして、「10年も経たないうちに、第三帝国は東方から来た破壊者によって完全に崩壊します。そしてその時になると、あなたたちは二人とも、ヒトラーの敵になるでしょう。そしてあなた達はヒトラーによって殺されてしまうのです」と予言しました。 その言葉を聞いた彼らは腹を抱えて大笑いしました。

2人の凶暴な冷たい笑いにメッシングは恐怖を感じ、自分の生命に危機が迫っていると感じました。魔の手から逃れるため、彼は集中力を高め、強大な念を発して、自分は全く脅威ではないことを彼らに納得させ、やっとのことで列車に乗りポーランドのワルシャワへと帰りました。

(つづく)

詳しくはEPOCH TVをご覧ください。

https://www.epochtimes.jp/2022/07/112465.html

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