中共は8月10日、「新時代の台湾問題と中国統一」と題する「台湾政策白書」を22年ぶりに発表。写真は中国と台湾の国旗。4月28日に撮影。(2022年 ロイター/Dado Ruvic)

22年ぶり3回目の台湾白書 透けて見える習近平の思惑【世界の十字路】

中国共産党は8月10日、「新時代の台湾問題と中国統一」と題する1万3千字を超える新しい「台湾政策白書」を発表した。

中共の台湾事務局が台湾白書を発行するのは、今回で3回目だ。こういった白書は通常、中共にとって大きな課題や困難があるとき、あるいは政策に新しい転機や方向性があるときに、自らの立場を表明し、政治の方向性を定め、世論に道を開くために発行される。

中共が初めて台湾白書を発表したのは1993年8月で、李登輝元総統が台湾の国連加盟を推進する準備をしていたため、中共はこの時期に白書を発表し、公式の立場を強調した。

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