米連邦判事は18日、トランプ前大統領のフロリダ州の邸宅「マールアラーゴ」の家宅捜査に絡み、令状取得に使用された宣誓供述書の一部を開示する方向に傾いているという考えを示した。2021年2月撮影(2022年 ロイター/Marco Bello/File Photo)

米判事、宣誓供述書の一部開示に「傾く」 トランプ氏家宅捜査巡り

[ウエストパームビーチ(米フロリダ州)18日 ロイター] – 米フロリダ州の連邦地方裁判所判事は18日、同州にあるトランプ前大統領の邸宅「マールアラーゴ」の家宅捜査に絡み、令状取得に使用された宣誓供述書の一部を開示する方向に傾いているという考えを示した。

ラインハート判事は「宣誓供述書の一部は公開することが可能」との認識を示した上で、司法省に対し、機密情報など公開できない情報を編集し、25日正午までに自身に送付するよう命じた。その後内容を精査し、司法省側と合意できるかを見極めるという。

米紙ニューヨーク・タイムズやウォール・ストリート・ジャーナル、主要ニュース放送局のABCニュースとNBCニュースを含む報道機関の弁護団は18日に出廷し、国民の知る権利と家宅捜査の歴史上の意義は、供述書を非公開にするいかなる理由よりも重視されるべきとして、公開を求めた。

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