太平洋諸島フォーラムで掲げられる太平洋諸島諸国の国旗 (Mike Leyral/AFP via Getty Images)

国際議員連盟、「インド太平洋フォーラム」を初開催 中国の海洋進出念頭に

国際的な議員連盟「対中政策に関する列国議会連盟」(IPAC)に加入する日本やオーストラリアなど4カ国の議員は22日、南太平洋で海洋進出を強める中国を念頭に、「インド太平洋フォーラム」を開催した。ルールに基づく国際秩序や法の支配といった共通の価値観の維持に向け、協力関係を深化する。

インド太平洋フォーラムは、中国がもたらすインド太平洋への不安定化に対処する初の国際的な議会間フォーラムだ。IPACが大紀元に寄せた声明によると、「中国共産党とソロモン諸島の間で締結された安全保障協定など、同地域で影響力を強める中国への対応でも連携を強化する」という。

同フォーラムには現在、日本やオーストラリアのほかインドとニュージーランドが参加。今後、台湾や韓国、太平洋諸島をはじめ、米国、英国、欧州議員の参加も期待される。日本からは、自民党の斎藤健衆院議員と舟山康江参院議員が参加している。

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