松田康博東大教授は25日、台湾の蔡英文総統と会談を行った(台湾総統府提供)

東大・松田教授、蔡英文総統と会談 「学者として台湾の価値を発信したい」

東アジアの国際政治を専門とする東京大学の松田康博教授は25日に台湾の蔡英文総統と会談し、「民主主義社会が脅威に直面する中、世界が台湾の存在価値を改めて認識している」と強調した。蔡英文氏は、日本との協力を通して民主主義陣営の団結の重要性を改めて認識し、日本は台湾海峡の平和と安定に貢献している、と感謝の意を示した。

蔡英文氏は、中国軍の軍事演習について「地域の安全がひどく脅かされている」と懸念を示した。「台湾の主権と民主、自由を守る強い決心は、圧力や恫喝によって揺らぐものではない」と強調し、「民主主義国家が手を取り合い、協力して地域の安全を守る」とともに、インド・太平洋地域の開放性及び繁栄を促進できるよう、「日台が各方面で交流と協力を深めていきたい」と述べた。

また、台湾研究の難しさと意義の大きさも指摘した。「台湾の歴史、政治、経済を対象とした深い考察だけでなく、中台関係についても多くの研究が行われてきた」と松田教授一行が果たした役割を強調し、台湾研究の今後の発展を期待した。

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