20世紀の記憶(大紀元エポックタイムズ・ジャパン)

共産政権の人災による大飢餓 ソ連の「ホロドモール」と中国の「大躍進運動」【20世紀の記憶】

ウクライナの国旗は、目にも鮮やかな青と明るい黄色が上下に配置されたシンプルなデザインになっている。広がる青空と豊かに実った麦の大地を表しているそうだ。

ウクライナは農業大国である。その国土は肥沃で、欧州でも有数の穀倉地帯であるとともに、小麦をはじめとする農産物は輸出用としても同国の主力産品となっている。

そのウクライナが旧ソ連に属していたころ、具体的には1932年から1933年(あるいは34年)とされるが、未曽有の大飢饉が襲う。ウクライナでホロドモールと呼ばれるこの災害は、多分に人災の側面がつよいため「スターリンの作為による大飢饉」とも言われている。

▶ 続きを読む
関連記事
こうして、丘を越え、丘を越え、明るい空の方向に進み、疲れと空腹でへとへとになっていた。 地図が打ち上げられようとしている海辺に着いたとき、崖であることに気づいて唖然とした! 崖の下はマカオへの海路だったのだ。ドキドキする心臓を抑えながら、崖の端に偶然、竹の棒を見つけた。 歓迎の潮風が劉さんたちを幸せな気分にさせる。 もちろん、これは冒険の始まりだ。
白系ロシア人とは、「白人」などの人種を指す言葉ではない。では、彼らの政治的立場を指すのかというと、そうとも言い […]
明治維新の元勲の一人である板垣退助(1837~1919)は土佐人である。 身分差を問題としない人格 同じ土佐出 […]
カンボジア、という国名を最近耳にして、いやな胸騒ぎを感じた。 カンボジアで進む「中共の経済侵略」 多数の台湾人 […]
少し古い日本語に「農地改革」という言葉がある。およそ75年前、戦後のGHQ統治下の日本で、地主の所有していた農 […]