8月25日、米沿岸警備隊は、南太平洋で違法漁業の監視に当たっていた船舶がソロモン諸島政府に給油のための寄港を求めたものの返答がなく入港できなかったと明らかにした。写真は沿岸警備隊のロゴ。米フロリダ州 で昨年11月撮影(2022年 ロイター/Marco Bello )

米沿岸警備隊、ソロモン諸島に給油の寄港できず=当局者

[シドニー 26日 ロイター] – 米沿岸警備隊は、南太平洋で違法漁業の監視に当たっていた船舶がソロモン諸島政府に給油のための寄港を求めたものの返答がなく入港できなかったと明らかにした。

ソロモン政府はロイターのコメント要請に現時点で応じてない。同国は中国と安全保障協定を結んで以降、米国や同盟国との関係が緊迫している。

米沿岸警備隊の広報官がロイターに明らかにしたところによると、太平洋諸島の漁業当局にために違法操業の取り締まりを行っていた船が、給油のため予定していたソロモン諸島の首都ホニアラへの入港許可を得られず、代わりにパプアニューギニア(PNG)に向かった。米国務省はソロモン政府と連絡を取っているという。

ソーシャルメディアでは、フィジー、PNG、ソロモン諸島、バヌアツの排他的経済水域(EEZ)で同じく監視活動に参加していた英海軍巡視船もソロモンに寄港できなかったとの情報がある。英海軍はコメントを控えた。

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