中国湖南省長沙市の汚職摘発機関である規律検査委員会は25日、中南大学湘雅二医院の副主任である劉翔峰医師に「重大な法律違反の疑い」があるとして、調査を行うと発表した。写真は同医師の写真。(ウェブページのスクリーンショット/大紀元合成)

患者を「薬漬け、検査漬け」に 中国湖南省の悪徳医師の驚くべき手口

湖南省長沙市はこのほど、不適切な治療を繰り返していたとして同市中南大学湘雅二医院の副主任である劉翔峰(48)医師を調査すると発表した。同医師は患者に不必要な手術を薦めるなど、多額の治療費を請求していた。

中国メディアによると、劉医師は日常的に過剰診療を行っていたという。高額なロボット手術を頻繁に実施したり、少しでも標準値を超える数値を検出すれば、手術を薦めたりしていた。健康食品の購入も強要していた。

腸閉塞の手術で問題のある部分が見つからず、正常な腸を切り取り「腐った腸だ」と患者に嘘の説明をしていた。少しでも腫瘍が見つかると、すぐに化学療法を始め、患者を「薬漬け」「検査漬け」にする。

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