20世紀の記憶(大紀元エポックタイムズ・ジャパン)

国際共産主義運動から中ソ対立へ【20世紀の記憶】

カール・マルクス(1818~1883)が唱えた「科学的社会主義」は、後にマルクス主義とも呼ばれる。彼は「資本主義の高度な発展により、やがて社会主義さらには共産主義社会の到来が必然である」と説いた。

マルクス自身は19世紀の人物である。ところが彼が後世に残した予言的学説は、一種の「妖魔」となって20世紀に生き延び、その時代の思想界および民衆をふくむ社会全般に大きな影響を与えた。

これを通常通り「共産主義」と呼んで、ひとまず間違いはない。ただし、それは単なる思想や学説では決してなく、人類に対して悪魔性を教唆するという意味で、非常に恐ろしく、厄介なものなのである。

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