米調査機関、TikTokの検索結果に偽情報「意図的に広めている可能性」
ウェブサイトの信頼性を評価する米国の民間調査機関、ニュースガード(NewsGuard)は14日、中国発の動画共有アプリ「ティックトック(TikTok)」国際版の検索エンジンが偽情報を含んだコンテンツをユーザーに提供していると指摘する調査結果を発表した。
調査報告書によると、ユーザーが同アプリ上で「パンデミック」「気候変動」「ロシアのウクライナ侵攻」などの注目ワードについて検索すると、表示された検索結果の約5分の1が偽情報であることが判明した。
例えば、「COVID Vaccine(新型コロナウイルスワクチン)」と入力して検索した場合、ティックトックの検索結果では、ユーザーに「COVID Vaccine exposed(新型コロナウイルスワクチン暴露)」「COVID Vaccine injury(新型コロナウイルスワクチン健康被害)」などの検索候補が表示された。ティックトックの検索結果に比べ、グーグルで「COVID Vaccine」で検索した方がより真実の情報が表示されたという。
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