トランプ邸捜査に揺れる米国【特別調査報道】

(米国で8月24日に放送されました)

8月8日、FBIはドナルド・トランプ前大統領の自宅を家宅捜索した。しかし、はたしてこれほど広範な捜索が必要だったのか、なぜ彼らはトランプ氏を召喚して文書を入手しなかったのかなど、多くの疑問が残る。なかには、反対派が彼の次期大統領選への出馬を阻止しようとしたのではないか、といった見方もある。

今回の番組では、新唐人テレビのポール・グリーニーが法律専門家や政治関係者とのインタビューを通して、家宅捜査に政治的な意図があったのかどうかを探る。

FBIがトランプ氏周辺の捜査に乗り出したのは今回が初めてではない。かつて彼は「2016年の大統領選で勝つためにロシアと共謀した」といった疑惑をかけられ、政権の最初の数年間はその疑惑に振り回された。しかし、疑惑が事実無根であることが分かると、多くの人がトランプ氏への政治的迫害を疑い、 FBIがそれらを企てる上で果たした役割に疑念を抱くようになった。

今、再びトランプ氏に注目が集まっている。世論調査からも彼の人気は明らかで、2024年の大統領選で共和党候補となる可能性が最も高いとされている。さらに、彼の擁立候補の躍進も目覚ましい。特に、先月、共和党内の「反トランプ派」の急先鋒として知られるリズ・チェイニー氏が、中間選挙の候補者を決める予備選挙で彼の擁立候補に破れたことは、多くのメディアで報道された。

はたして、今回の家宅捜査は、今後の選挙を前にトランプ氏を打ち負かすために計画されたものなのだろうか。もはや米国政府は「人民の人民による人民のための」政府ではなくなってしまったのだろうか。

今回、以下10名が取材に応じた。

セバスチャン・ゴルカ氏:トランプ大統領の元副補佐官

ロジャー・ストーン氏:政治コンサルタント

ジョン・ソロモン氏:Just the News 編集長

ジェシー・ビノール氏:Binnall Law Group 共同経営者

ジェフ・クラーク氏:元司法省職員

ジェフ・ランドリー氏:ルイジアナ州司法長官

カッシュ・パテル氏:元参謀総長代理 

リー・スミス氏:調査ジャーナリスト

ジョン・ミルズ氏:元国防総省サイバーセキュリティ政策局長

リチャード・バリス氏:Big Data Poll ディレクター

 

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