国際原子力機関(IAEA)は19日、ロシアが占拠しているウクライナ南部のザポロジエ原子力発電所を巡り、近隣の火力発電所から送電するための予備送電線が18日に切断されたと発表した。9月1日撮影(2022年 ロイター/Alexander Ermochenko/File Photo)

ザポロジエ原発、予備送電線が切断 状況は一進一退=IAEA

[19日 ロイター] – 国際原子力機関(IAEA)は19日、ロシアが占拠しているウクライナ南部のザポロジエ原子力発電所を巡り、近隣の火力発電所から送電するための予備送電線が18日に切断されたと発表した。ただ、先週復旧した主要送電線1本との接続は維持されているという。

IAEAのグロッシ事務局長は声明で「先週、電力供給に関していくつかの改善が見られたが、今日は新たな後退があったとの知らせを受けた」と述べた。

IAEAは17日、同原発の損傷した主要送電線4本のうち1本が復旧し、原発に再び電力が供給されていると発表していた。

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