オバマ元米大統領の異母兄弟マリク・オバマ氏(Photo credit should read TONY KARUMBA/AFP via Getty Images)

オバマ元米大統領の異母兄弟、中間選挙で共和党候補者の支持を表明

バラク・オバマ元米大統領の異母兄弟マリク・オバマ氏は、11月に中間選挙共和党候補者を支持すると表明した。

米国の保守系言論人ジャック・ポソビエック氏は2日、ペンシルベニア州知事候補のダグ・マストリアーノ氏を支持するかマリク氏にTwitter上で質問した。これに対しマリク氏は「もし彼(マストリアーノ氏)がトランプ氏を支持するのであれば、私は彼を支持する」と述べた。

マストリアーノ氏はイラク戦争での従軍歴があり、保守派の政治家だ。トランプ氏は同氏の支持を表明している。

米国とケニアの二重国籍者であるマリク氏は過去、メリーランド州で民主党員として登録していた。しかし2016年と2020年の米大統領選ではトランプ候補への支持を公表した。

マリク氏は当時、米紙ニューヨークポストの取材に対し「米国を再び偉大にする(Make America Great Again)は素晴らしいスローガンだ。トランプ氏に会ってみたい」と語った。

マリク氏は先月、政治的見解が異なることから、2015年以降オバマ元大統領と言葉を交わしていないと明かした。

関連記事
米国連邦大法院で、ドナルド・トランプ前大統領に対して一定レベルの免責特権は適用可能かもしれないという前向きな解釈が出た。これは、任期中に適用された容疑に関して「絶対的な免責特権」を要求していたトランプ側の主張に対して懐疑的だった従来の立場から少し緩和されたものだ。
トランプ前米大統領は11月の大統領選に勝利すれば、不法入国した移民を収容する施設を国内に建設することを排除しないと明らかにした。米紙タイムが30日、インタビュー記事を掲載した。
米国のトランプ前政権で対中政策の実務を取り仕切ったマット・ポッティンジャー元大統領副補佐官(国家安全保障担当) […]
2024年米大統領選に向けて動き出したトランプ前大統領が、11月5日の選挙の日を「クリスチャン可視化の日」にすると新たな宣言をした。支持基盤であるキリスト教徒、特に福音派への結束を促し、投票を呼びかける狙いがあるとみられる。
米連邦政府のネットゼロ政策によって、輸送、暖房、その他の必需品が電力依存にシフトされようとしている中、アメリカ […]