中国企業、露など天然ガスを欧州転売で巨額利益 欧米が注目
中国企業が余剰の液化天然ガス(LNG)をエネルギー不足の欧州に転売し、莫大な収益を得ている。一部の専門家は、中国はエネルギー市場での影響力を強めようとしていると指摘した。英紙フィナンシャル・タイムズなどが報じた。
報道によると、今年に入ってから中国企業は約400万トンの液化天然ガスを国際市場で販売した。これは今年上半期のヨーロッパの天然ガス輸入量の7%に相当する。
ウクライナ侵攻後、ロシアは中国向けの天然ガスの輸出を大幅に増やした。ブルームバーグの統計では、中国は今年上半期にロシアから350億ドル(約5兆579億円)のエネルギーを購入し、前年の200億ドル(約2兆8902億円)から急増した。ロシアは値下げして中国に液化天然ガスを販売しているという。
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