ロシア人2人が徴兵を逃れるためにボートで米アラスカ州に渡り、難民申請を行ったと、米当局が6日明らかにした。写真はロシア国旗。ニューヨークのロシア総領事館で2021年8月撮影(2022年 ロイター/Andrew Kelly)

徴兵逃れのロシア人2人が米で難民申請、ボートでアラスカに

[ワシントン 6日 ロイター] – ロシア人2人が徴兵を逃れるためにボートで米アラスカ州に渡り、難民申請を行ったと、米当局が6日明らかにした。

アラスカ州選出のリサ・マーカウスキー上院議員事務所によると、2人は徴兵を逃れるために難民認定を求めている。同州選出のダン・サリバン上院議員は、2人はロシア軍のウクライナ侵攻に動員されることを望んでいないと述べた。

ロシアのプーチン大統領が先月、部分動員令を発令したことを受けて何万人ものロシア人男性が国外に脱出した。

▶ 続きを読む
関連記事
FBIのパテル長官が、児童救出、スパイ網摘発、殺人率の大幅低下など就任後10か月の成果を語った。フェンタニル密輸やアンティファ資金、焼却予定の機密文書発見など最新状況も明らかに
次期米大統領選の鍵を握るZ世代。彼らは傍観者ではなく、困難な経験から育まれた切迫感と多様な意見で政治を動かし始めている。既存政党は彼らの「言葉」を理解し、対応できるのかを問う
2021年1月6日のアメリカ議事堂襲撃事件前夜、コロンビア特区でパイプ爆弾を設置したとされる男が約5年ぶりに逮捕された
デル・テクノロジーズのマイケル&スーザン・デル夫妻が、トランプ政権の「インベスト・アメリカ」構想に62.5億ドルを寄付。2500万人の子供に初期預金250ドルを提供
トランプ米大統領は2日にホワイトハウスで開かれた閣議で、2026年の税還付シーズンに関税収入を財源とした「関税還元」を行う可能性を示唆した。アメリカの医療保険制度やインフレ抑制、そして次期FRB議長の人事にも言及するなど、幅広い政策課題について発言した