英海軍の原子力攻撃潜水艦HMSトライアンフが2010年10月オランダに寄港している (Photo credit should read MARCEL ANTONISSE/AFP via Getty Images)

原子力潜水艦の豪州配備…核兵器開発と結びつかない=原子力専門家

オーストラリアのニューサウスウェールズ大学(UNSW)の原子力工学専門家は、原子力潜水艦(以下、原潜)の配備は、核兵器開発に直結しないと主張している。

2021年9月、オーストラリアが英米と三国間安全保障協定「AUKUS(オーカス)」に署名し、オーストラリアは少なくとも8隻の原潜を配備することとなった。これは、インド太平洋地域における脅威の抑止力と安定維持の強化を主目的としている。

オーストラリアは核兵器不拡散条約に署名した1970年以来、核兵器を拒否してきた。しかし、原潜の配備がそれを踏みにじるものではないかと批判が上がっていた。

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