まもなく中国共産党党大会 首相・外交トップの人事が焦点=米メディア

中国共産党は16日、第20回全国代表大会(党大会)を開幕する。最高指導部を構成する中央政治局常務委員の新人事が注目されており、また国内経済政策を担う首相職の候補者らに焦点が当てられている。

米CNBCはこのほど、最高指導部の新メンバーの顔ぶれから、党内における習近平陣営の政治的影響力の強弱を測れると指摘した。

共産党トップの習近平総書記(69)は「68歳以上なら退任」との慣例を破り、今回の党大会で3期目続投に踏み切る公算が大きい。現在、習氏は党の総書記のほかに、最高軍事指揮機関である党中央軍事委員会主席と国家主席を兼任している。党大会以降も、習氏は少なくとも「党総書記」と「中央軍事委員会主席」の2つの職は続けるとみられる。「国家主席」の座に留まり続けられるのかは、来年春の全国人民代表大会(全人代)会議で正式に決まるという。

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