2021年4月、桃園国際空港に到着したウィップス・パラオ大統領 (Photo by Sam Yeh / AFP) (Photo by SAM YEH/AFP via Getty Images)

パラオによるイノベーションの追求、経済強化を目的としたパートナー諸国からの支援、安全保障

パラオでは海底ケーブルを介してデジタル・コネクティビティが改善しており、新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的流行)で壊滅的な打撃を受けた同国の経済変革に寄与する可能性がある。

2022年10月中旬にワシントンDCで戦略国際問題研究所が開催した年次グローバル開発フォーラムで、パラオのカレブ・ウドゥイ・ジュニア財務相は、太平洋島しょ国(PIC)での米国の協力と関与に関するパネルに対して「この機会を活用してわが国でも経済の多様化を実現したい。

これはわが国にとって非常に重要であり、 我々はその実現に向けて支援を求めている」と述べた。 多様化を図るために、オーストラリア、日本、韓国、米国を含むインド太平洋パートナー諸国に加え、サウジアラビアなど地域外の投資家にも期待を寄せていると、同氏は述べている。

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