11月15日、ドイツ当局はウクライナ戦争に端を発する停電発生に備えて、緊急現金輸送の準備を進めている。写真は独ハンブルクのATM。2019年2月撮影(2022年 ロイター/Fabian Bimmer)

ドイツ、停電に備え現金輸送の緊急計画を準備=関係筋

[フランクフルト 15日 ロイター] – ドイツ当局はウクライナ戦争に端を発する停電発生に備えて、緊急現金輸送の準備を進めている。関係者4人が明らかにした。

関係筋によると、計画には独連邦銀行(中央銀行)が関与しており、資金需要の急増に対処するために手元資金を通常よりも厚くすることや、現金の引き出しを制限する可能性が含まれる。

またロシアがガス供給を削減したことを受けて、当局者や銀行幹部はここ数週間で準備を加速しており、現金輸送業者の優先的な燃料利用など現金の供給方法についても検討している。

▶ 続きを読む
関連記事
ドイツ警察によると、身元不明の爆発装置を搭載したドローンが4日夜から5日未明にかけてライプツィヒ/ハレ空港に混乱をもたらし、便の運航が一時停止、一部機体が目的地変更を余儀なくされた。当局はすでにテロ対策捜査を開始している。
中国資本の欧州進出に警戒広がる。ベルギー政府、重要航空インフラを担うヘリ運航会社NHVの買収を安全保障上の懸念から阻止。
欧州を襲う異常気象が食卓を直撃する。猛暑・干ばつ・山火事で農作物が大幅減産、仏野菜は収穫半減の恐れ。スペイン穀物も500万トン超減少見通し
高温と少雨の影響で、欧州の水力発電量が過去最低に迫っている。ドナウ川の水位低下により原子力発電所の運転にも影響が広がり、EUでは天然ガス発電が増加している
スペイン飛び地セウタで88人死亡の越境事件を受け、欧州委員長フォン・デア・ライエン氏はEU域外国境の管理強化と物理的障壁設置をサンチェス首相に要請。加盟国間では移民政策を巡る対立も深まっている。