米、元中国警察副所長に制裁措置 法輪功迫害に関与で
米国務省は9日、中国伝統気功・法輪功の学習者に対する迫害に関与したとして、中国高官とその親族に制裁を科したと発表した。バイデン政権下で法輪功迫害に関与したとして制裁を受けた中国高官はこれで2人目。ブリンケン国務長官は「すべての人が差別なく自由に行使できるべき権利」を侵害したと非難した。
制裁対象となったのは、中国南西部・重慶地区刑務所で副所長と務めていた唐勇氏とその親族。第7031条に基づき今後、米国への入国が禁じられる。国務省は、唐氏が「法輪功学習者への恣意的な拘束という重大な人権侵害を行なった。これは深刻な信教の自由の侵害にも相当する」と指摘した。
国務省が世界人権デーに先立ち発表した制裁対象リストには、唐氏のほかチベット人への人権侵害に関わる中国高官や、北朝鮮国境警備総局、イランの法執行部隊司令官、ロシアの選挙管理委員会ら40あまりの個人と団体が含まれる。
関連記事
2026年9月21日、全国の法輪功学習者が京都市内で中国共産党による迫害の停止を求めて行進。天国楽団の演奏に観光客が拍手と声援を送った
米上院は9月28日、「法輪功および強制臓器摘出の被害者保護法案」を全会一致で可決。同法案は米議会が推進する、法的拘束力を持つ制裁法案で、中共政府による法輪功学習者やその他の良心の囚人からの生体臓器摘出を抑止し、処罰することを目的としている
第81回国連総会の開幕に合わせ、NYで法輪功学習者が集会を開催。中国国内での長期にわたる迫害の実態や、海外にまで及ぶ国境を越えた弾圧の停止を求め、穏やかな煉功とともに国際社会へ訴えかけた
86歳で22年間年金を受け取れない人、10年間支給を止められ廃品拾いで暮らす81歳、出所後に年金と住まいを失った80代。中国で法輪功学習者の老後保障が失われる事例が相次いでいる。年金停止の法的根拠はどこにあるのか
中国共産党の工作員が、米AI「Claude」を悪用して法輪功学習者やNTD、宗教指導者らを組織的に監視していたことがAnthropicの報告書で判明。AIの安全対策をすり抜け、大量の調査調書を作成していた実態に迫る