岩国メガソーラー、米国が輸入差し止める中国メーカーから調達 パネルは24万枚
山口県岩国市で、中国に本社を置く上海電力によるメガソーラー事業が進む。山間部に設置される24万枚もの太陽光パネルの調達先は、新疆ウイグル自治区の強制労働に関わり米国から取引制限されている中国メーカーであることがわかった。
9月の岩国市議会で、市は事業者の仕様書から、太陽光パネルの製造会社はトリナ・ソーラー(天合光能、江蘇省常州市)であることを明らかにした。納入枚数は24万3480枚だという。
トリナ・ソーラーは、ジンコーソーラー(晶科能源)やロンジ・グリーンエナジー(隆基)などと並ぶ太陽光パネルの世界大手。合同会社を通じて実質このメガソーラー計画を管理する上海電力は、中国国有の国家電力投資集団の傘下にある。
関連記事
2022年10月30日に掲載した記事を再掲載 主流メディアや進歩的な政治家は、二酸化炭素(CO2)を有害な汚染 […]
4月から再エネ賦課金増額によって、一般的な家庭では電力料金が値上る。国民からは「実質増税だ」との批判の声が上がっている。なぜ再エネ政策の負担を強いられているのか。専門家は「科学を理解していない政治家が国連アジェンダを取り入れたためだ」と指摘する。
昨今の日本の環境教育は、もはや教育の名に値しない「環境運動」と化している。エネルギー政策の専門家である杉山大志氏は、「今の環境教育は、ただCO2を減らせと子供たちに叫ぶだけの洗脳だ」と手厳しい評価を下した。
2月に閣議決定された都市緑地法改正案が、今月22日の参議院本会議で採決される見通し。同法案は、都市の緑地におい […]
科学者たちは、2023年の夏は北半球で過去2000年間で最も暑かったと発表した。ヨハネス・グーテンベルク大学の研究チームは、樹木の年輪から過去2000年分の6月から8月の平均気温を復元し、2023年のデータと比較した。