ウクライナ東部攻撃でロシア兵63人死亡、軍上層部に批判
[キーウ 3日 ロイター] – ウクライナ東部で昨年末、ウクライナの攻撃でロシア軍側に数十人の犠牲が出たことを受け、ロシアでは軍司令官の処分を求める声が一部議員や民族主義者から上がっている。
ロシア国防省は2日、併合を宣言したウクライナ東部ドネツク州のマケエフカで12月31日にウクライナ軍の攻撃を受け兵士63人が死亡したと発表した。米国がウクライナに供与した高機動ロケット砲システム「ハイマース」4発が着弾したとしている。
ウクライナは、死者は数百人としたが、親ロシア当局者は誇張だと指摘した。
関連記事
これはウクライナ戦争終結を目的とする28項目の草案に対する、ロシア指導者として初めての公式な反応である。
トランプ政権はウクライナ情勢の悪化を踏まえ早期和平を重視し、情報支援停止を交渉圧力とする現実路線へ傾いている。
ウクライナは23日、ロシア・モスクワ州にある発電所をドローンで攻撃して大規模な火災を引き起こした。また、火災のため、数千人が暖房を利用できない状態となった。これは、ウクライナがこれまでにロシア本土の奥深くに位置する発電施設に対して行った最大規模の攻撃の一つである
ウクライナは今後10年で仏ダッソー製「ラファール」戦闘機最大100機の導入方針を発表。防空システムなども含め歴史的協定に署名
G7財務相はロシア産原油の購入を拡大する国々も制裁対象とする方針で一致し、凍結資産全額の活用も検討している。