昨年10月に学校敷地内で失踪し、今月29日に首つり遺体で発見された江西省の高校生1年生の男子生徒、胡鑫宇さん。(ネットからのスクリーンショット)

「臓器狙いか」噂された失踪高校生、首をつった状態で発見 警察発表

子供の失踪が中国全土で相次いでいる。中国国内は監視カメラや携帯電話情報などビッグデータで個人が監視網から抜け出せないにも関わらず、なぜ子供たちは消えていくのか。

中国当局が公表した「中国における臓器移植の発展に関する報告書(2020年版)」によると、中国は2015年~2020年、臓器提供数、移植数ともに世界第2位だった。病院から、快挙として児童の臓器移植成功のニュースが流れるたび、保護者らの心は不安になるようだ。

失踪した子供たちは、中国共産党と病院、闇組織が絡む「臓器収奪」の闇取引に巻き込まれたのではないかーー。保護者たちを中心に中国の世論は失踪者と臓器ビジネスを関連づける傾向にある。「血液検査に行かないほうがいい。移植希望者と『マッチング』してしまうかもしれないから」こんな呼びかけもあるほどだ。

▶ 続きを読む
関連記事
少子化の進行が、世界を「保守化」させるという驚きの予測。リベラル層に比べ保守層の出生率が高いというデータに基づき、将来の人口構成が政治に与える衝撃を、ジョージ・オーウェルの警告を交えて解き明かす
習近平による軍の粛清が、台湾侵攻の計画に与える影響を分析。指揮官追放による実戦能力の低下、兵站の不備、経済制裁のリスク、米軍の抑止力を詳述し、強行軍が共産党崩壊を招く危険性を指摘する解説記事
中国当局は、国内経済における需給バランスの不均衡を是正する必要性を認めながらも、結果としてその問題を悪化させるような政策を選択している
習近平政権下の中国で加速する少子化と人口崩壊の深層に迫る。長年の強権的な産児制限の後遺症に加え、絶望した若者たちが「出産ストライキ」や「自暴自棄」という形で静かな抗議を続ける、国家存亡の危機を解説
現代の脅威は目に見える戦争ではなく、日常を侵食する「超限戦」だ。中国共産党による静かな侵略から自由と主権を守るため、市民一人ひとりが現実を直視し、自律的な未来を選択するための指針を提示する