世界を飛び回るデンマーク人男性、生涯で訪れたい国を推薦 

あるデンマーク人の男性が、連が公認している193カ国とその他の地域を訪れ、世界一周しました。 彼は訪れた国の中から、最高のいくつかの国を公開し、その価値を評価しました。

デンマーク人のヘンリック・ジェッペセンさんは17歳の時から世界一周を始め、彼が最初に訪れた土地はエジプトのカイロでした。この旅がきっかけで、彼は旅の魅力に取りつかれました。
そこには新たな出会いや興味深い文化があり、彼はそれらに触れるのが好きだといいます。また旅先ではヒッチハイクをしたり、現地の人の家に泊まったりと、節約を心がけたそうです。

彼は合計で3000日以上かけて世界中を旅し、28歳のとき、ついに世界一周の目標を達成しました。 彼は世界でこの偉業を成し遂げた数少ない若者の一人です。

エジプト・カイロにあるピラミッドとラクダに乗った人。 (AlexAnton / PIXTA)

ジェッペセンさん推薦!!一生に一度は訪れるべき国

今年34歳のジェッペセンさんは英日刊紙「Daily Mirror」のインタビューで、自身の旅行体験を語り、人々が訪れるべき国をいくつか推薦しています。

その中でも、彼にとって、最も驚きと喜びを感じた国は、【ルワンダ】です。
ルワンダといえば1994年の大虐殺や政治的混乱が思い浮かびますが、現在はよく組織されていて、安全で清潔な国であると彼は述べています。 素敵な人たちがいて、素晴らしい景色がある。 観光にもってこいの場所だそうです。

踊るルワンダの人々。 (パブリックドメイン)

2番目に勧めたい国は【ナイジェリア】だといいます。 この国は、彼の期待を大きく上回るものだったそうです。ナイジェリアというとネガティブなイメージですが、首都のラゴスに行った際に、素晴らしいと感じたといいます。

他にも彼は、【ニュージーランド】と【エストニア】について、素晴らしいと評価しています。 両国とも、彼の期待を裏切らない最高の出来栄えだったそうです。
【ニュージーランド】は景色がよくてべ物もおいしい、【エストニア】は北欧の古い魅力がたくさんあり、その上物価が安い、と説明しています。

ニュージーランドのテカポ湖。 (Mat’s / PIXTA)

「どこの国の食べ物がおいしかったか」という質問に対しての彼の答えは、多くの人の想像と合致するものでした。

彼は、「イタリアの食べ物が一番おいしい。イタリア人は世界一の料理人です。 5ユーロ(約5ドル)ほどでおいしい料理が楽しめるんですよ」と言いました。※5ユ―ロは日本円で約700円。

イタリアのチンクエ・テッレ。 (Freebee / PIXTA)

マイナス評価の国・地域

もちろん、ジェッペセンさんが期待したほどではない国や地域もあります。 例えば、太平洋のボラボラ島は、彼が思っていたほど良いものではありませんでした。ここは、彼が最も過大評価されていると感じている所です。

彼は「価格はモルディブより2〜3倍高いが、モルディブによく似た体験しかできない。感じがあまり良くないし、サービスも良くない」と述べています。

北朝鮮は、彼が最も食べ物がまずいとした国です。 彼は「北朝鮮の食事は最悪で、本当にひどいものです」と述べています。

工場で加工されたものであれば安心して食べられますが、北朝鮮の食品はあまり管理されていないと思う、と彼は説明しました。