対中関係は緊迫、米政権は他の措置検討=民主党トップ
[ワシントン 7日 ロイター] – 米上院民主党トップのシューマー院内総務は7日、米中関係は緊迫していると述べた。米国は週末に中国の偵察気球を撃墜したが、バイデン政権は他の措置を検討しているという。
米中関係の状態について「緊張している」と説明。バイデン政権はブリンケン国務長官の訪中をキャンセルしたほか、「取り得る他の措置を検討している」と語った。
また、バイデン政権が中国の偵察気球を巡り冷静に対応したとし、大統領の対応を批判する共和党議員を非難。「これは政治が必要ない分野の一つであり、民主・共和両党が一つとなる必要がある。中国の行動を非難し中国共産党に対する統一戦線を確保するために団結する必要がある」と述べた。
関連記事
トランプ大統領が海軍力強化に向けた新構想を発表した。過去最大級の「トランプ級」戦艦の建造やフリゲート艦の拡充により、米国の造船業復活を目指す
米国土安全保障省(DHS)は、中国新疆ウイグル自治区におけるウイグル人収容施設を記録し、不法に米国へ入国して亡命を求めていた中国人男性のウガンダへ送還措置を撤回した。本人の弁護士が明らかにした
トランプ政権は「容赦なき正義作戦」を開始し、前政権下で所在不明となった不法移民児童約13万人の所在を確認した。性的捕食者の逮捕や被害児童の救出を加速し、児童搾取の撲滅に挑む
人種間の公平性を重視し、停学処分を避けて対話を促す「修復的司法」。しかし米国の学校現場では、処罰の欠如がいじめや暴力の温床となり、秩序が崩壊している。トランプ政権が是正に動く、規律政策の光と影を追う
米政府責任説明局(GAO)の報告書により、バイデン政権下の「特例入国許可(パロール)」制度で数千件の不正が判明。審査の甘さが露呈した。トランプ政権は取り締まりを強化中