習氏、ロシア訪問を計画 プーチン氏と会談へ 5月初旬ごろか=新聞

[21日 ロイター] – 中国の習近平国家主席が数カ月以内にロシアを訪問し、プーチン大統領と会談する準備を進めていると、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が21日、関係筋の情報として報じた。

報道によると、習氏は首脳会談でロシアが侵攻を続けるウクライナを巡る多国間の和平交渉を後押しし、核兵器使用に反対する考えを改めて示す可能性がある。

現時点で習氏の訪ロ計画は初期段階にあり、日程は確定しないものの、4月もしくは、ロシアが第2次世界大戦で対ナチスドイツに勝利した戦勝記念日に近い5月初旬ごろになる可能性があるという。

また、21日にロシア入りした中国外交担当トップの王毅氏はロシア滞在中に習氏の訪ロ計画について協議する公算が大きい。

関連記事
2024年5月1日~3日、中国湖北省随州市の数千人の住民は政府による「葬儀改革政策」の廃止を求めて街に出た。
2024年5月8日夕方、中国河南省信陽市で小学生41人が学校で夕食を摂った後に嘔吐と下痢などの食中毒を疑う症状が現れたことがわかった。
2024年5月9日、「小学校2年の息子が学校の昼休み時間に異常な死に方を遂げた、学校に説明を求めるも現地公安によって殴打された」と訴える母親の動画や画像が中国のネット上で検閲に遭っている。(母親が発信した動画より)
近頃、複数の報道機関によると、中国に存在する偽の学術機関が「院士」の選出を装い、詐欺行為を行っており、40万元の人民幣を支払えば「外国籍院士」の認定証を購入することができるとされている。
経済悪化が続く中国では水道、電気、ガス料金の値上げに続き、来月からは高速鉄道の運賃まで高くなることが発表された。