フランス東部ストラスブールにある欧州人権裁判所。2019年2月7日撮影 (Frederick Florin/AFP via Getty Images)

欧州人権裁判所、ロシアは「表現の自由を侵害」 法輪功、臓器狩り資料などを禁止

欧州人権裁判所(ECHR)は1月31日、ロシアが法輪功に関する資料を禁止したことは、欧州人権条約が定める表現の自由の侵害だと判断、原告に対して賠償金と訴訟費用の計1万596ユーロを支払うよう命じた。

ロシア南西部クラスノダールの地方裁判所は2008年8月、北京オリンピックの開催時期に法輪功の書籍『轉法輪』のほか、中国共産党による強制臓器摘出に関する調査報告書、同党による人権弾圧への抗議活動を呼びかける資料、法輪功に関する資料を「過激派」に指定、禁止令を出した。

法輪功は「真・善・忍」を理念とする中国の伝統的な修煉法。1992年に伝え出されてからは急速に人気を博したが、これを脅威とみなした当時の中国国家主席・江沢民が1999年7月に弾圧政策を実施。現在でも学習者は不当な投獄や拷問、臓器収奪の犠牲者となっている。

▶ 続きを読む
関連記事
ロシアはNATOに対し、西側がロシアの飛び地カリーニングラードと本土とのつながりを断とうとすれば、核兵器を含むあらゆる手段の使用を排除しないと警告した。NATOのルッテ事務総長は、ロシアが近くNATO加盟国の領土を攻撃することを示す情報は現時点でないと応じた。
冬が近づく中、ロシアは再びウクライナのエネルギー施設を標的にした。9月30日未明、ロシア軍は多数の無人機とミサイルでウクライナを攻撃し、キーウとその周辺地域を重点的に狙った。ウクライナのセルヒー・コレツキー首相は、前の暖房シーズンが終わって以来、これほど大規模な複合攻撃は初めてだと述べた。
バーナム英首相は1日、英国政府が欧州連合(EU)への再加盟を選択肢の一つとして検討していることを明らかにした。EU離脱は「英国にもたらした恩恵よりも弊害の方が大きかった」との認識を示した
英国の国内情報機関MI5は、史上初となるスパイ警報を発表し、中国通用技術研究院を名指しした。中共国家安全部との関係を隠し、英国の大学や研究機関からAIやサイバーセキュリティなどの技術を得ていたと指摘
ロシアの核戦略爆撃機「Tu-95MS」1機が、極東のアムール州で突然墜落した。最新の情報によると、乗員7人のうち6人が死亡し、生存者は1人だけで、病院に搬送されたという。