3月6日 秋を迎えているオーストラリアのシドニーを含む東部の一部では6日、気温が40度を超え、この2年余りで最も暑い日となり、山火事が広がる危険性が高まった。写真は2017年3月、オーストラリアのカムバイチャンスで撮影(2023年 ロイター/David Gray)

豪東部のシドニーなど40度超の熱波、山火事広がる危険性

[シドニー 6日 ロイター] – 秋を迎えているオーストラリアのシドニーを含む東部の一部では6日、気温が40度を超え、この2年余りで最も暑い日となり、山火事が広がる危険性が高まった。

ニューサウスウェールズ州では約40件の山火事が発生し、消防隊員が消火活動に当たっている。

シドニーの北西約250キロに位置するマジー近くの山火事は緊急警報の発令が必要なまで広がり、救急隊は市民に安全な場所で危険を回避するよう求めた。

州内の複数の区域では屋外での火の使用が禁止されたほか、内陸部を中心に公立学校35校が猛暑のため休校となった。

シドニー郊外のペンリスは6日午後に40.1度まで気温が上昇し、2021年1月26日以来の暑さを記録。内陸部でも複数の地域で41度近くまで気温が上がった。

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