3月13日、2024年の米大統領選への出馬を視野に入れている共和党のデサンティス・フロリダ州知事(写真)は、ウクライナ戦争への関与は重要な国益ではないとの認識を示した。写真はアイオワで10日撮影(2023年 ロイター/Jonathan Ernst)

ウクライナへの関与、重要な国益ではない=米共和党デサンティス氏

[13日 ロイター] – 2024年の米大統領選への出馬を視野に入れている共和党のデサンティス・フロリダ州知事は、ウクライナ戦争への関与は重要な国益ではないとの認識を示した。

FOXニュースの司会者タッカー・カールソン氏が大統領選の共和党候補になる可能性がある人物にウクライナ戦争に関する見解を尋ね、13日に結果をツイッターで公表した。

これによると、デサンティス氏は「米国には多くの重要な国益があるが、ウクライナとロシアの領土紛争にこれ以上巻き込まれることは重要な国益ではない」と回答。

「バイデン政権は『必要な限り』この紛争に資金を提供するとして、明確な目標も説明責任もなく、事実上の白紙小切手を切ったが、これは米国の喫緊の課題から注意をそらすものだ」と述べた。

トランプ前大統領は、ロシアの体制変更を支持するかとの質問に「支持しない。米国の体制変更を支持すべきだ。こちらの方がはるかに重要だ。われわれをこうした混乱に陥れたのはバイデン政権だ」と答えた。

民主党全国委員会の報道官は「共和党が同盟国と民主主義を傷つけても極めて極端な立場を取ることが改めて示された」との認識を示した。

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