米国務省の報道官は、16日の日韓首脳会談について「共通の地域的・国際的優先事項を推進する機会を生かせるようになる」と述べて歓迎した。写真は、2023年3月16日に日本の首相官邸で会見後に握手する尹錫悦大統領(左)と岸田文雄首相。(2023年 ロイター/Kiyoshi Ota/Pool via REUTERS)

米、日韓首脳会談での関係修復を歓迎

[東京/ソウル 16日 ロイター] – 米国務省の報道官は、関係正常化に向けたシャトル外交再開などで一致した16日の日韓首脳会談について、両国関係の改善によって米国を含めた3カ国が「自由で開かれたインド太平洋というビジョンなど、共通の地域的・国際的優先事項を推進する機会を生かせるようになる」と述べて歓迎した。

「前向きな一歩」を踏み出した両首脳を称賛すると語った。

バイデン政権の元高官で現在は米戦略国際問題研究所(CSIS)に所属するクリストファー・ジョンストン氏は、中国と北朝鮮に対する共通の懸念があるため、急改善した関係が持続すると楽観視していると述べた。

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